素焼陶管は、暗渠排水に最も適した資材です。暗渠排水用ソケット付素焼陶管

高い吸水能力が、次世代農業をサポート

自動走行農機やICTを効果的に活用するためには、健全な農地を維持することが大前提。農作物の生産基盤である健全で使いやすい農地を維持し、農家の皆様の作業負担を軽減させるために、素焼陶管の優れた性能を活かした暗渠排水整備が欠かせません。特に大区画水田では、スピーディーな排水性が要求されるので、排水機能の重要性が高いです。次世代農業と次世代の担い手のために、健全な農地をサポートします。

モミガラを使った機能回復

疎水材(モミガラ)の再投入等の適切な維持管理によって、
半永久的な効果が期待できます

25年前に施工されたほ場。排水不良で機械作業に障害が出ていました。重機で掘り返してみたところ、疎水材であるモミガラはそっくりそのまま残っていました。排水不良の原因は、掘削溝と田面を塞ぐ固い耕盤層にありました。そこで、田面-30㎝まで新たにモミガラを補充。たったそれだけで排水機能を回復させることができました。

「田面と掘削溝をしっかりつなぐ」

25年経過しても素焼陶管暗渠は生きています。


補助暗渠を施工することで、さらに排水機能を高めます

補助暗渠の間隔は土質等によって決定します。このほ場では、モミサブローで補助暗渠を4m間隔で施工。田面-30㎝までモミガラを補充します。本暗渠と直交させることで、さらに排水機能を高めます。1~3年おきにモミガラを再充填することで、暗渠排水能力は維持されます。また、モミサブローはトラクターの中心に位置しているので、吸水渠の真上を走ることが容易です。耕盤層を破砕しながらモミガラ再補充することも容易に可能です。


個別対応

補助暗渠の施工、部分的な暗渠排水の追加、既設の暗渠排水を活かした地下かんがいへの移行など、それぞれのほ場に合わせたご相談も承っております。個人農家の方で、暗渠排水でお困りの際はお気軽にご相談ください。